フロム・ナウ流 有料老人ホームガイド

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第7回
私の時間 そこに子どもたちがいる、自然で懐かしい光景

一つ屋根の下に保育園がある

ホームの外観。8階建ての建物に、保育園と有料老人ホームとグループホームが入っています。

老人ホームにとって、レクリエーションはとても大事な要素です。

楽しみながら、心身の機能維持をはかる、なんていう仰々しい目的が掲げられていたりします。

そしてレクリエーションのなかでも特に積極的に行われているのが、「近隣の幼稚園・保育園との交流」です。

「うちは近くの○○保育園のみなさんが、月に1回遊びに来てくれます」などと、取材先のホーム長さんからよく聞きます。

やはり小さな子どもと接すると、お年寄りは喜びますからね。
一方幼稚園・保育園にとっても、教育的に喜ばしい効果が期待できるので、両者はとってもいい関係なわけです。

そんな子どもたちと高齢者の触れ合いが、理想的な形で行われているのが、今回ご紹介する『私の時間』です。

このホームはなんと、同じ建物の1階に『ひまわりキッズガーデン志村』という0歳から5歳までの子どもを預かる認可保育園があります。しかもこの保育園、ホームと同じ『社会福祉法人ひまわり福祉会』の運営なのです。

お陰で、とっても素敵な交流が、『私の時間』では行われています。

昨年の夏の初め、梅雨のさなかに訪れました。

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