【TUTORICA】授雲の心理カウンセリング

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第8回
「義務から権利へチェンジ」

新緑が眩しい季節になりました。
お元気ですか、授雲です。

あなたは、「この人に負けたなくない」、そんなライバルはいますか?

同業他社の仕事が出来る人間をライバルにしたり、幼馴染にしても「あの人だけには負けられない」という闘志をかきたてられる存在がライバルなのです。

自分の励みになって、更には結果的にあなたを高めてくれるような存在を探してください。
きっと、やる気が出てきて元気になって成功に導いてくれるものです。

今日は、Tutoricaオンライン学習を受講されたTさん、50歳のお話しをいたしましょう。

T : 「初めまして、Tです。いつもコラム拝見しております。実は今日8月に行われます新しいプロジェクトの責任者を任されました。そのメンバーの中に入社当初からのライバルBさんもおります。彼女は企画設計を担当します。おそらく色々と反発や意見を言ってくると思いますが今回は必ず成功したいのでよろしくお願いします。」

授雲 : 「わかりました。TさんにはBさんの存在が益々やる気と慎重さを生み出すのだと思いますし、では今日は義務から権利へ心が変わるだけで大丈夫になる話をしましょう!」

人間の行動は権利と義務から成り立っています。

①義務=自分の意思とは関係なく外部の力によって左右される
   ⬇︎
やらなければならないこと

②権利=自分の意思に任されている
   ⬇︎
やらなくても良いこと

「仕事をする時に多くの人が義務で行動すると、苦痛を感じると考えていますが、それは嫌々しているからで、何も考えずにメニューさえ消化して、義務でやらされてるのだと思えば本来ならば簡単な事だと思います。」

例えば、毎朝眠い目をこすりながら満員電車に乗って会社に出勤するのは義務ではありません。行くと決めたのは自分だからです。

あなたはどちら?
①「あなたは、仕事をやらされてる」
②「あなたが求める仕事」

①「仕事をやらされてる」を選んだ場合
今の職場を選んだのはあなた自身です。
義務で仕事をしてもストレスが溜まるだけで、毎日の仕事の成長につながりません。

②「あなたが求める仕事」を選んだ場合
自分は色々な仕事をする権利があるのだと思います。次々とアイデアがわいてきます。また、やりがいのある仕事が舞い込み日々レベルアップしていけるのです。

T : 「では、今回の責任者も私にとっては、求める仕事なんですね。良くわかりました。Bさんも実力もあり、私にないものも沢山ありますので、色々アイデアを出し合い、今まで以上に頑張っていきます。会社に入社して20年目になります。尊敬出来る上司に喝を入れてもらいながら、慕っている部下に助けられてきました。授雲先生に背中を押してもらえました。私はこの仕事に出会えて良かったと思います。そして、そこでBさんと共に仕事をしなければここまで向上していなかったと思います。いや、そうです。8月にあるこのプロジェクトはきっと大成功します。させます。」

高いレベルの仕事を目指す為には、仕事を義務としてやるのではなく、義務だと思う仕事を権利へとチェンジする事でしっかり自分を主張してください。あなたが意欲的に取り組む姿勢がこれからの新しいあなたに出会える事なのです。

人生には良い事、悪い事様々なことが沢山あるものです。
何度でも夢を希望に変えられるあなたなら願いは必ず叶うのです。
人生が思いのまま、輝くのです。
皆様の幸せを祈っております。
では、次回をお楽しみにしてくださいね。
一歩、一歩。

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