内山悟志の骨太エイジレスライフのすすめ

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第1回
なぜ、エイジレスライフ・アナリストとなったのか(その1)

内閣府の高齢者対策の一環として毎年行われている「エイジレスライフ実践者及び社会参加活動事例の選考」などの活動によりエイジレスライフという言葉がある程度普及してきた。同選考においてエイジレスライフとは、「年齢にとらわれず自らの責任と能力において自由で生き生きとした生活を送ること」と定義されている。この選考基準に「過去に培った知識や経験を活かし、高齢期の生活で社会に還元し活躍している」「中高年から一念発起して、物事を成しとげた」概ね65歳以上の人という点があげられている。筆者は現時点で51歳であるためこの基準には当てはまらないが、中高年から一念発起して過去に培った知識や経験を活かし、エイジレスライフ・アナリストとなった点ではエイジレスライフ実践者予備軍といえるのではないだろうか。今後、エイジレスライフに関する動向分析や提言などを行っていくに当たり、まずは、超高齢社会に突入していく我が国において高齢者予備軍である筆者が、ライフワークとして残りの一生涯を賭けて取り組む研究テーマとして「エイジレスライフ」を選んだ理由について自己紹介を兼ねて述べたいと思う。

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