内山悟志の骨太エイジレスライフのすすめ

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第15回
エイジレスライフとネットの相性

ネットがエイジレスライフをどう変えるのか

このようにインターネットはエイジレスライフ世代にも確実に浸透してきているが、これが消費行動やライフスタイルにどのような影響を及ぼすのだろうか。まず、インターネットやモバイルデバイスは個人に強力なコミュニケーション・ツールを提供する。これは、エイジレスライフにおける人と人との「絆」を強くすることに寄与するであろう。電子メールやビデオチャットなどにより、地理的な制約に囚われることなく家族や知人と情報のやり取りができ、デジカメ写真や映像の共有にも利用することができる。また、ブログ、マイクロブログ、ソーシャル・ネットワークなどを活用すれば、世の中に幅広く情報発信をすることもできる。特に、エイジレスライフの4つのステージで述べた「まとめ段階」(概ね60歳代後半から70歳代)においては、ボランティアや地域活動への参加、自分史や回顧録の執筆、趣味の日記や個人的な研究成果をブログなどで公表するといった行動特性が表れるといわれており、こうした活動においてインターネットは格好の道具となるであろう。さらに、お取り寄せやギフトでネット通販を利用するという行為にも抵抗感が薄れつつある。

ネットの活用シーンは、これからも無限に広がっていくことが予想され、エイジレス世代のライフスタイルに拡がりと深みを加える効果が期待される。

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