内山悟志の骨太エイジレスライフのすすめ

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第41回
カーシェアリングのコスト・シミュレーション(1)

前回は、カーシェアリングとレンタカーを利便性の面で比較したメリット/デメリットについて述べたが、今回は、最も気になるコストについて一定の条件を設定して比較してみよう。

コスト比較の前提条件

マイカーを所有せず必要な時に借りる場合、レンタカーとカーシェアリングとではどちらがコスト面で得かというのは非常に気になるポイントだ。
レンタカーとカーシェアリングとでは料金体系が異なるため、使い方によってレンタカーの方が安い場合もあれば、カーシェアリングがお得な場合もある。まずは、それぞれの料金体系の違いについて簡単に述べておこう。

レンタカーは言うまでもなく、借りる都度の時間単位の料金設定となっており、特に会員登録をする必要はないため、入会料や会費は必要ない。ただし、ほとんどのレンタカー事業者では、無料または有料の会員登録をしてメンバーになっておくことで割引特典が得られるサービスを提供している。利用時間はある程度長時間(最低でも6時間など)を想定したプランが用意されている。つまり、1時間だけの利用であっても6時間分と同じ金額を支払わなければならない。ガソリン代は基本的に実費であり、満タンにして返すのが一般的だ。

これに対してカーシェアリングは、最初に会員登録が必要であり、入会金または認証用のICカード発行手数料という形で1,000円から7,000円程度の初期費用がかかる。ただし、会員を増やすために頻繁に初期費用が無料となるキャンペーンを実施している事業者もある。利用料は、携帯電話の通話料のように月額基本料と利用の応じた従量制の二階建て方式の料金体系となっているのが一般的である。事業者によって毎月1,000円から2,000円の基本料が課せられ、1回も利用しない場合も、プランに設定されている基本料は徴収される。従量制料金は一般に時間料金と距離料金の二本立てとなっている。時間料金は、時間の単位が細かく設定でき、10分単位で利用できるところもある。時間料金は、事業者によって異なるがおおむね10分ごとに100円から200円程度となっている。長時間利用の場合は、6時間パックや12時間パックといった割安なパック料金が用意されている。距離料金は、走行距離に応じて1kmあたり10円から20円程度となっている。その代わり、ガソリン代は、これらの料金に組み込まれており別途支払う必要はない。

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