内山悟志の骨太エイジレスライフのすすめ

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第48回
自家製ピクルスを作ってみる

食はすべての人に共通する関心事だ。外食やコンビニ食材も最近は充実してきているが、料理の楽しみ、健康、好みなどを考えると自分で作ることは生活を豊かにすることにつながる。今回は、簡単にできる自家製ピクルスを紹介する。

・簡単ピクルスの作り方

洋食だけでなく和食や中華にも合う添え物としても、お酒のつまみにもなるという点でもピクルスはとても重宝する。しかも簡単に作ることができて日持ちも良い。はじめに、レシピと作り方を紹介しよう。

図1.簡単ピクルスのレシピ(4人分)

<材料>
お好みの野菜 ※1
   パプリカ(黄・赤)   各1/2個
   ピーマン   1個
   きゅうり   半分
   玉ねぎ   1/4個
   みょうが   2本
ピクルス液
   ワインビネガー ※2   200ml
   水   200ml
   砂糖   50g
   塩   小さじ1
香りづけ ※3
   にんにく   1かけ
   ローリエ   1~2枚
   黒コショウ   少々
   鷹の爪   1~2本
<作り方>
1.野菜を食べやすい大きさに切る
2.鍋にワインビネガーと水を入れ、砂糖と塩を加えて沸騰したら火をとめる。
3.にんにく、ローリエ、黒コショウ、鷹の爪を入れる。※4
4.粗熱をとってから、ピクルス液に野菜を漬けて1日冷蔵庫におく。

※1 セロリ、ニンジン、ベビーコーン、大根などお好み
※2 すし酢や米酢でもよい
※3 タイムやカルダモンなど好みの香辛料
※4 ピクルス液を沸騰させる前に入れてもよい

まずは材料だが、野菜を何種類か用意したい。今回は、パプリカ(黄・赤)、ピーマン、きゅうり、玉ねぎ、みょうがを使ったが、お好みでセロリ、ニンジン、ベビーコーン、大根などいろいろと挑戦してみるのも楽しみだ。

次に漬けておくピクルス液だが、同量のワインビネガーと水を基本として、砂糖や塩を好みで加える。味にコクを出したい場合は、薄口しょうゆや顆粒のだしの素を加えてもよい。ワインビネガーがなければすし酢や米酢でも構わない。りんご酢などの果実酢を使うとフルーティーな香りとなる。また、ワインビネガーや水と同量の白ワインを入れると、さらに風味のある大人の味に仕上がる。そして、香りづけににんにく、ローリエ、黒コショウ、鷹の爪などを少しずつ用意する。黒コショウは粒のまま、鷹の爪は数ミリの輪切りにしておく。これもタイムやカルダモンなど好みの香辛料でアレンジするのも楽しい。

さて、作り方はいたって簡単だ。まずは、野菜を食べやすい大きさに切っておく。保存する時のケースや瓶の形状や、料理に添える時の見栄えを考えるとスティック状にするのがお勧めだ。次にピクルス液だが、鍋にワインビネガーと水を入れ、砂糖と塩を加えて沸騰したら火をとめる。この時、レンコンなど生で食べられないものは鍋に入れて7割ほど火を通す。香りづけのにんにく、ローリエ、黒コショウ、鷹の爪などは沸騰させる前に砂糖や塩と同じタイミングで入れてもよいし、粗熱をとってから入れてもよい。あとは、ピクルス液に野菜を漬けて1日冷蔵庫に入れておけば出来上がりだ。
保存を効かせるには野菜がピクルス液にひたひたに浸かるようにするとよい。冷蔵庫に入れておけば、10日間くらいは美味しく頂ける。

図2.自家製ピクルスの出来上がり

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