内山悟志の骨太エイジレスライフのすすめ

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第48回
自家製ピクルスを作ってみる

・何度も楽しめるアレンジの喜び

黄色や赤のパプリカを使ったピクルスは、とても色鮮やかなので、さまざまな料理の添え物として見栄えも良い。図3にピクルスを添えたメニューの例を示すが、洋食にも和食にも、カレーの付け合わせなどにも活用できる。β-カロテンを豊富に含む緑黄色野菜を摂取することができ、酸味のきいたピクルスは、暑い夏に向けて夏バテ対策にもお勧めだ。

図3.ピクルスを添えた料理の例

さて、料理の付け合わせとしてそのまま食べるほかに、料理の材料として活用することもできる。
例えば、以下のようなアレンジ料理が考えられる。
●イカやアサリなどの魚介をオリーブオイル、にんにく、塩こしょうで炒め、粗熱を取ってからピクルスとあえて冷やすだけの簡単マリネ
●錦糸卵、トマト、チャーシューなどの具と一緒にそのまま乗せた冷やし中華
●ミニトマトやルッコラとともに冷やしたパスタに乗せただけの冷製パスタ
●ピクルス液をご飯、胡麻と混ぜ合わせて酢飯を作り、その上に刻んだピクルス、錦糸卵、鯵、きざみ海苔などお好みの具を乗せた洋風ちらし寿司

一方、ピクルスを全部食べてしまったあとに残るピクルス液を再利用することもできる。最も簡単な利用法は、オリーブオイル、醤油、コショウなどを加えてサラダドレッシングとして使うことだ。また、料理の煮汁として使うこともできる。サンマや鯵の洋風煮や鶏肉のサッパリ煮、キャベツのザワークラウトなど、酸味の効いた料理にピッタリである。

このように日本古来各地に伝わるお漬物と同様に、さまざまな場面で活用できる万能選手のような存在といえる。その原型は4000年以上昔から存在していたといわれており、保存食の中でも野菜のみずみずしさを保ちながら保存できるという点から、いつの時代も重宝されたそうだ。冷蔵庫に自家製ピクルスを常備して、いつでもプラス1品のヘルシーライフというのはどうだろうか。

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