内山悟志の悠々快適エイジレスライフ

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第47回
常夏の島タヒチで年越し(前編)

ドルフィン・ウォッチング

到着した日は、パペーテの街に出て少し買い物をしただけで、あとはホテルでのんびりと過ごし、翌朝ドルフィン・ウォッチングのアクティビティに出掛けた。タヒチの海では年間を通して野生のイルカが泳ぐ姿を見ることができるとのことだ。
ボートに乗ってそれほど遠くない沖に出て20分ほどで30頭くらいのイルカに群れに遭遇した。
ボートから手が届くかと思うくらいの近さでイルカ達の優雅な泳ぎを見ることができた。洋上は日差しが強く、南国のリゾートに来たという実感とともに、ほんの一時間程度で顔が真っ黒に日焼けしてしまった。


さて、旅の楽しみの1つは食事だということで、その夜はルロットに繰り出した。パペーテ港の広場に毎日夕方6時になると現れるトラックを改造した屋台がルロットである。昼間は何もない広場が、夕方には大きなフードコートに変わるようなものだ。


トラックの屋台が軒を並べるルロット

タヒチ料理だけでなく、イタリアン、クレープ、中華、ハンバーガー、ステーキなど、20軒以上もの屋台が軒を並べる。一品1,000円前後でボリューム満点の料理を楽しめることもあり、観光客だけでなく地元の人たちにも人気だ。この日も、7時頃にはほとんどの店が満席となっていた。 タヒチでは、古くからマグロを生で食べる習慣があるそうで、店のメニューにはSASHIMIと記されているからわかりやすい。


ただし、醤油ではなくショウガ、にんにく、醤油、マスタード、オリーブ油などを混ぜて作られる濃い茶色の甘辛ソースで食べる。

また、生マグロをココナッツミルクで浸したポアソンクリュという料理もある。ちなみに、ポアソンクリュもフランス語で「生魚」という意味だそうだ。マグロなどの生魚と野菜を塩とレモンで和え、最後に新鮮なココナッツミルクを合わせるというものだ。牛肉のタルタル、帆立貝や地元のコロリという黒蝶貝の貝柱のタルタルも美味しい。フランス領なので、クロックムッシュやクロックマダムといったカジュアルなフレンチもある。ルロットは夜12時くらいまで開いているし、多くの店が休みとなる日曜日にも営業しているので便利だ。
南の島の旅はまだ始まったばかりだが、続きは後編に持ち越そう。


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