内山悟志の悠々快適エイジレスライフ

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第31回
おせち料理の簡単レシピ(その1)

それでは、伊達巻きのレシピを紹介しよう。今回は直径5cm長さ10cmの巻きとし、切った時に暑さ1.2cmくらいものが8枚とれる大きさを目安とする。

(1) まず材料は以下のとおりである。
全卵:5個、はんぺん:1枚、砂糖:大さじ3、白だし:大さじ3、みりん:大さじ3
はんぺん1枚に対してすべて3なので覚えやすい。
この他、好みによって塩少々、酒大さじ1などアレンジしてもよい。本来、白身魚のすり身を使うのだが、はんぺんを使うところが簡単レシピの所以である。


(2) はんぺんを適当な大きさに切ってフードプロセッサーにかける。もちろん、すりこ木やポテトマッシャーなどでつぶしても構わない。


(3) はんぺんが潰れたら、残りの材料をすべてフードプロセッサーに入れて撹拌する。


(4) 10秒くらいですべての具材が一体化する。


(5) 油を薄くひいた卵焼き用のフライパンに流し込む。流し込んだら、フライパンをトントンとしてやると具材が万遍なく広がる。


(6) アルミホイルで軽く蓋をして、弱火で10~15分焼く。ここではとにかく弱火でゆっくり焼くのがポイントだ。


(7) 片面が焼けたらフライ返しなどで一旦取り出し、また油を薄く引いて裏返して焼く。この時も蓋をして3~5分弱火で焼く。


(8) 両面焼けたら、簾(す)の上にのせる。今回は、手巻き寿司用の簾を使った。


(9) ぐるぐるっと「の」の字になるように巻いて、輪ゴムでとめ、冷蔵庫で冷やす。


(10) 食べやすい大きさに切ってできあがり。


市販の伊達巻きは甘すぎるものが多いため、甘さ控えめの分量にアレンジしても良い。また、白身魚の刺身の残りなどがある場合は、それを使うとより本格的な味わいとなる。いずれにしても、通常の卵焼きとあまり変わらない手間でできる。今年は、手作り伊達巻きを作ってみてはどうだろうか。

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