今だからこそ考えよう~自分に合った食事と運動のいい関係

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第14回
疲労回復に効く食事

急に肌寒くなり、朝晩は特に空気が冷たく感じられるようになりました。
しかし秋は、気温も湿度も適当に低く、体を動かすにはとてもいい季節です。

私たちが健康に生きていく上で、「食べる」「動く」「寝る」は絶対に必要です。この3つのどれかが欠ければ、体調は決して良いとはいえなくなるでしょう。
特に運動や睡眠は、食事に比べ、おろそかにしている方が少なくないと思います。まだ元気なうちは、「面倒臭い」「食事には気を使っているから…」という気持ちが先立ち、「そのうち…」とか「どうにかなる」と、つい後回しにしてしまいがち。しかし、食事だけでなく運動不足や睡眠不足も、長い年月をかけてゆっくりと私たちの体をむしばんでいくのです。

学生時代の体育の授業や部活動、また三日坊主であったとしてもスポーツを始めた時のことを思い出してみてください。体を動かした後、頭の中がスッキリしたり、気分がリフレッシュされて集中力が上がったり、一日を精力的に過ごせたり、気持ちが明るくなったりした記憶がよみがえりませんか?運動は、体だけでなく、人生においても良い変化をもたらしてくれるのです。
「でも、急に運動をすると、息が上がるし、翌日の筋肉痛が辛い…」
などとおっしゃる方もいます。しかし、それだけ自分の体を甘やかしてきたということであり、このまま「辛いから」「面倒臭いから」と言って逃げ続けていると、やがて取り返しのつかないことになってしまいます。

とはいえ、いきなり「運動しろ」と言われても、何をすればいいのかわからない方も多いかもしれませんね。
運動は、ご自分のライフスタイルや性格に合ったものなら何でも構わないと思います。特に難しく考える必要はありません。「何をすればいいか」も去ることながら、まず「どういう環境なら続けられそうか」を考えてみましょう。
一人で続けることに自信がなければ、定期的に行なわれるレッスンに参加してみてはいかがでしょう?そんなにお金や時間の融通はきかないというなら、自宅で続けられそう選択肢を探り、一日何分ならできそうか考えてみましょう。あなたの生活リズムや性格・適性を分析し、頑張りすぎずに頑張れる運動習慣を身につけることをまず目指してみてください。
なお、約15分でできる、ストレッチをしながら筋肉を鍛える運動(※)を「BP net」でご紹介していますので、こちらもぜひ参考になさってください。

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