今だからこそ考えよう~自分に合った食事と運動のいい関係

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第27回
やせるための食べ合わせ〈その2〉

ダイエットをする時、多くの人はカロリーばかりを気にして、栄養成分を軽視しがちです。
三大栄養素である炭水化物、脂肪、タンパク質はそれぞれ役目があり、どれが欠けても健康や美容に影響を及ぼしてしまいます。その中で、今回注目するのはタンパク質です。
タンパク質は、筋肉や臓器をつくるもととなる栄養素で、基礎代謝維持、つまりリバウンドしないダイエットのために特に意識する必要がありますが、日本人の食事は炭水化物の比率が非常に高く、タンパク質のそれは低いと私は感じています。

人体を構成するタンパク質は、約20種類のアミノ酸で構成されており、このうち8種類(子供の場合は9種類)は体内で合成できないので、食事で摂取する必要があります。
約20種類のアミノ酸は必須アミノ酸と呼ばれ、どれか一つでも不足していると、不足しているアミノ酸のレベルでしか体内で合成されないため、ほかに摂取したアミノ酸はすべて無駄になってしまいます。

そこで参考になるのが、必須アミノ酸の理想的な組み合わせを想定し、食品別にタンパク質の「質」を判定する「アミノ酸スコア」です。
一般的に利用されているのは、FOA(国連食糧農業機関)とWHO(世界保健機関)が合同で発表した数値です。アミノ酸スコアは100が最高値になっていて、数値が100に近ければ近いほど質のよいタンパク質が含まれている食品であるといえます。

<アミノ酸スコアが100の食品の例>
★ 魚介類
● アジ
● マイワシ
● カツオ
● サケ
● サンマ
● ブリ
● 本マグロ
● シジミ
★肉類・他
●牛肉(サーロイン)
●鶏肉(胸肉)
●豚肉(ロース)
●卵
●牛乳
●プロセスチーズ
★大豆食品
●大豆
●豆乳
<アミノ酸スコアが100でない食品の例>
★ 魚介類
●ワカサギ
●銀ダラ
●アサリ
● カキ
● ホタテ貝
● マダコ
● イカ
● クルマエビ
●ズワイガニ
★穀類
●精白米
●うどん
●食パン
★種実類
●アーモンド
●ピーナッツ
★野菜・他
●タマネギ
●ジャガイモ
●バナナ

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