スピリッチャル ハワイ

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第7回
癒し効果があると伝えられる不思議な石 ワヒアワ・ヒーリング・ストーン(オアフ島)

この2つの石は、昔からヒーリングの力があると伝えられています。
今でこそ、写真にあるように白い御堂のような中にありますが、かつては、パイナップル畑の真ん中にある、クーカニロコのバースストーンの近くにあったと言われています。
ある本で、この2つのヒーリング・ストーンが、昔どおりに地面の上に安置されているのを写真を見たことがあります。現在のように、コンクリートに埋め込まれてしまっていると、ちょっと可哀そうな感じもしますね・・・。
さて、このヒーリング・ストーンですが、昔ワヒアワのあたりのサトウキビ畑で働いていた人たちが、この石を詣でると元気になったということで有名になったようです。
元々はハワイアンの信仰の対象でしたが、その癒しの力を求めて、中国人、韓国人、フィリピン人、そして日本人も巡礼に訪れるようになったそうです。中でもヒンドゥー教の人たちは、この石をシヴァ神として崇めているそうです。
そのためか、ほかのハワイの聖地とはちょっと雰囲気が違います。このヒーリング・ストーンには、レイのほかに食べ物、飲み物が供えられ、お香が焚かれていたりします。
このヒーリング・ストーンは実際に触れることができますので、訪れたら、ぜひそのご利益に預かりたいものですね。もちろんハワイアンが昔から大切にしてきた聖なる石ですので、謙虚な気持ちでお参りさせていただきましょう。
場所はオアフ島の中央ワヒアワの町にあります。ホノルルからH2を北上し、そのままカメハメハ・ハイウェイに入り、カリフォルニア・ストリートを左折してください。
右側を注意しながら、カメハメハ大王の史跡の看板を目印に、ゆっくり探してみてくださいね!

● Kaulana Na Pua(カウラナ・ナー・プア)/ Ellen Wright Prendergast

1893年リリウオカラニ女王はハワイアンのアイデンティティ守護を宣言したことにより、白人住民たちの猛反発を招き、クーデターを引き起こさせる結果となってしまった。ハワイ王国が音を立てて崩れはじめた瞬間だった。この事に抗議し、ストライキを起こしたロイヤル・ハワイアン・バンドのメンバーの話を切っ掛けに、エレン・ライト・ブレンダガストが憂国の歌として作った作品。

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