写真家・秋野深のやさしい旅のフォトレッスン

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第5回
背景をぼかして、主役を引き立ててみよう!

まだまだ寒い日が続いていますが、暖かい季節の到来までもう少しの辛抱ですね。寒い間はなかなか撮影しようという気にならない・・・という方も、美しい草花に出逢える春になれば、ご近所でも旅先でもきっと撮影意欲が出てくることでしょう。

今回のレッスンは、暖かくなって美しい花の写真を撮影しようという時に、お役に立つ内容です。撮影の際は、今回のポイントをぜひ思い出していただきたいと思います。

■望遠ズームをうまく使いこなそう!


【写真1】

背景がフワリと強くぼけた描写で、ピントが合った主役の花は、くっきりとしていて、まるで浮かび上がってくるような印象の写真【写真1】、見たことありませんか?
私たちの肉眼では、どこを見てもくっきりとピントが合っているように見えるので、ぼけ味の強さは写真らしい表現の1つと言えるでしょう。
ぼけ味の強い表現の写真は、一眼レフカメラのような大きめのカメラが比較的得意としているのですが、コンパクトカメラのような小型のカメラでも撮ることができます。

今回は3つのポイントについてお話したいと思います。 まず、1つ目のポイントは、望遠ズームを使うことです。広い範囲で捉える広角より、何かをアップで撮るときに使う望遠ズームの方が、ぼけ味の強い描写になりやすいです。
2つ目のポイントは、ピントを合わせる主役の花に近づいて撮ることです。ただし、あまり極端に近づきすぎるとピントが合わない場合がありますので、花にピントがきちんと合っていることはしっかり確認してください。
「望遠ズームで」「近づいて」撮ると、花はかなり大きめに写ります。これだけでも主役の花のインパクトは強くなります。

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