写真家・秋野深のやさしい旅のフォトレッスン

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第9回
旅先での料理の写真を印象的に!

海外旅行であれ、国内旅行であれ、食事の時間は本当に楽しいものです。何よりその土地ならではの料理を味わえますし、料理ほど地域性が豊かに表れるものはないかもしれません。そして、その旅先で味わった料理は大切な旅の思い出にもなります。観光などで訪れた場所では、きっと皆さん積極的に名所などを撮影されることでしょう。それに加えて3度の食事も撮影しておくと、あとから旅の写真を見返したとき、旅の1日1日の時間の流れが具体的に思い出されて、さらに楽しめるはずです。食べた料理の味や香りが写真を見ることによって記憶の中から蘇ってきたら嬉しいですよね。
今回のレッスンでは、そんな旅先で味わった料理をより印象的に撮影するポイントについて触れます。
レッスンの内容に入る前に気をつけていただきたいことが1つあります。最近、お店で食事をするときに写真を撮影する人が多く、店の雰囲気を損なうと問題になっているという話も耳にします。静かな雰囲気を大切にするお店もあるでしょうから、席をたって撮影したりしては周囲のお客さんに迷惑がかかったりすることもあるかもしれません。くれぐれもマナー違反にだけはならないようにご注意ください!

■料理の写真もメリハリをつけて!


【写真1】

目の前に並んだ料理を食べる前に、記念にパチリ。【写真1】のように、とりあえずどんな料理を食べたのかがわかるように、全体がはみ出さないように捉えた写真を撮影される方は多いと思います。
料理を上から撮影した写真は、出された料理の全体像を残す記録としてはとても大切です。でも、それだけではちょっとインパクトにかける気がしませんか?
そんな時には「同じ場所でもメリハリをつけて、変化をつけて」というレッスン02の内容を思い出してください。全体を撮影した写真と、気になったひと皿をしっかり強調した写真の両方あれば、写真を見ていても変化があって楽しいものです。
色彩の美しい一品、美味しそうな一品・・・ご自身にとって印象の強い料理をアップにした写真もぜひ撮影しておくことをお奨めします。

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