荒野のエッセイスト(映画編)

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第6回
紙兎(カミウサギ)ロペ
リアルでシュールな会話にハマる

ま、それだけの話なのだが、この会話の
妙なテンポ、現代感覚、不思議なリアリティー……
そのどれもが実に素晴らしいのだ。
映画館で見たおぼえのある人もいるだろう
このシリーズが始まる度に、僕はこの2人(2匹?)の
どうでもいいようなやりとりに釘付けになる。

どこまでが台詞で、どこまでがアドリブか分からないが、
紙のウサギとリスなのに、これがとてつもなくリアルなのである。
声優のクレジットはないが、
かなりの名優かど素人が演じているのだろう。
こんな味はなかなか出せるものではない。

これがDVDになって発売されたと知り、
さっそくインターネットで取り寄せた。
予告+1~15話の合計16話が入って2,800円。
1話が2分前後なので、全体で30分ほどと少々短い。
僕は今、このDVDをくり返し見返している。
どのエピソードも(12話、13話をのぞく)、
何回でも笑える。

これは僕の大切な宝物となった。
はい、マジっす!


前々回のクイズの答えです。
まず、問題から……
「少女たちの羅針盤」で、
なぜ少女たちは劇団に「羅針盤」という名前を付けたのでしょう。
(ヒント)登場人物の名前は楠田瑠美、
江島蘭、北畠梨里子、来栖かなめです。

お分かりになりましたか?
答えは「少女たちの名前に東西南北が使われているから」でした。

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