荒野のエッセイスト(映画編)

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第8回
小気味のいいフレンチ・アクション
「この愛のために撃て」

ハラハラドキドキを満喫して、
これでわずか85分!
カロリーの高い料理は分量がちょっと足りないくらいでちょうどいい。
監督はフレッド・カヴァイエ。
前作の「すべて彼女のために」も90分。
すぐにポール・ハギス監督、ラッセル・クロウ主演で
リメイク版(タイトルは「スリーデイズ」)が作られたが、
こちらの作品は2時間14分。

この「この愛のために撃て」もハリウッドでリメイクされたら、
2時間を超える大作になるでしょうね。
それだけの素材の詰まった濃い映画だということ。
最近の映画はムダに長くてとお嘆きのアナタ……。
こんな映画もありますよォ~!

「この愛のために撃て」 8月6日、有楽町スバル座、ユーロスペースで公開

キャッチコピーは
「息もつかせぬニュー・フレンチ・ノワール誕生!」
はい、納得です。☆☆☆☆

(は1~5、3つが平均)

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