「夢で逢いましょう+4」全17曲 定価2,500円
発売元:(株)サイレント/(株)プライエード・レコーズ

この写真の人はだれだか分かりますか?
フィギュアスケートの荒川静香ではありません。
僕が今、最も注目している歌手なのですよ。

♪セキス～イハウスゥ～
と、テレビからCMソングが流れてくると、
何をしている時でも、僕の動きはピタリと止まり、
目と耳が映像に吸い寄せられる。
その歌声はまるでこの世のものとは思えない。
川のせせらぎのような透明感にあふれ、サラサラしている。

僕はその声の主がずっと気になっていたのだが、
それが村上ゆきという名前のシンガー・ソングライターと知り、
さっそく銀座の山野楽器に飛び込んだ。

村上ゆきのコーナーはなかったが、
「Both sides,now～青春の光と影」「While my piano gently weeps」
「夢で逢いましょう+4」という3枚のアルバムを発見。 僕はその中から3rdアルバムにあたる「夢で～」を購入した。
「ニッポンのスタンダードを歌った名盤」
というキャッチコピーの一節が気に入ったのだ。
やっぱり日本人の歌は日本語で聴きたい。
その割には一曲目に収録されているのが「テネシー・ワルツ」。
アメリカの曲じゃん!
でも、それ以外は日本の曲。
「夢で逢いましょう」「上を向いて歩こう」「悲しくてやりきれない」など、
魅力的なタイトルが並んでいる。
初めて聞く曲もあり、ニッポンのスタンダードという表記には
若干の疑問も残るが、まあ、そんなことはどうでもいい。