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第12回
尊敬される男のイメージ作り

だいぶ秋らしい陽気になってきました。
秋は、女性にとってファッションやおしゃれが楽しい季節ですが、男性も帽子や小物を使ったり、上質なスウェード素材の靴やブーツ等をコーディネイトしたりして、夏とは違ったおしゃれを楽しみ、いつもとは違ったセルフイメージを作ってはいかがでしょうか。

本日のテーマは、大人の男性にぜひこだわってほしいファッションポイントについて。

最近は、本当におしゃれですてきな男性が増えました。
男性は年齢を重ねれば重ねるほど、知識や経験がブラッシュアップされ、魅力的な大人になれると確信しています。「男は40から」というキャッチコピーを以前目にしたことがありますが、まさにそんな感じ。
でも、「?」と首をかしげたくなるアイテムやファッションを身につけている方がまだまだ多いのも、また事実。
女性に置き換えて考えた場合、30代後半以上の女性がレースふりふりの可愛いファッションをしたり、40代の女性がバブル期のような露出系スーツを着ていたりしたら、ちょっと物哀しさを感じませんか。
同性同士では「個性だから」で許される範囲でも、異性の目から見ると痛々しく感じられるようなファッションは、このコラムの読者男性はしないようにしましょう。

ではまず、おさらいです。
女性は、女としてどんな男性にひかれるのでしょうか?

外見がいい男性?
やさしい男性?
包容力のある男性?

どの要素も吸引力はありますが、一番大切な要素は「尊敬できる男性」ということです。

人は、自然と自分のポジションを意識しながら生活しています。
誰でも「偉い人」の前では緊張するし、自分より格下や年下と思われる相手に対しては、余裕のある態度で接することができます。
そして女性は、社会的にも生物的にも弱者であるという意識が強く、だからこそ強くたくましい男性に庇護(ひご)されたいという欲求があります。
しかし、原始時代やアマゾンの奥地のような環境であれば、ひたすら強くたくましい男性が尊敬の対象になりますが、文明が発達し、先進国となった日本では、猛獣に襲われたり、自然災害で命を落としたりする危険性は極端に少なくなったため、女性が男性に求める要素は強さとたくましさのみならず、知恵や経験、集団をまとめる力、人を引き付ける力、経済力などを総合的に見て、「尊敬できる」男性か否かが大きいといえます。

もちろん、本当に尊敬できる男性になることが一番大切ですが、人は五感をもっています。ビジュアルで作られるイメージは、その人の印象を決定付ける要素としてかなり大きいため、今回は尊敬できる男のイメージ作りのポイントを3つレクチャーします。

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