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第19回
世代別・女性への傾向と対策

いつの世も世代が変われば価値観が変わり、それに伴いコミュニケーション方法も変わります。特に20~40代までの「学力重視」「相対評価」で育ってきた世代と、「ゆとり教育」や「絶対評価」による個性尊重の教育を受けて育ってきた世代とでは、大きな価値観のギャップがあります。
また、思春期のとき、おそるおそる黒電話から好きな彼女や彼の自宅に電話して彼女や彼の親に取り次いでもらっていた世代と、マイ・コミュニケーションメディアを持ち、オンラインコミュニケーションで日常のやり取りのほとんどを成立させている世代とでは、意思の疎通やその手法に隔たりがあるのも当然です。

今回は、その20~40代女性の傾向と対策を世代別にレクチャーします。

■バブル世代(40代前半~後半)

<傾向>
日本が元気だった時代に青春を謳歌(おうか)し、就職活動の際には就職前接待まで受け、空前絶後の売り手市場を経験して社会人になったこの世代の女性は、男女雇用機会均等法のもと誕生した「女性総合職」として採用された人も登場した世代でもあります。
「おニャン子」「女子大生」、そして40代になっても「美魔女」など、様々な女性ブームを常に作り出すパワフルな世代。自己肯定感が最も強い世代で、いくつになっても「モテ」や「女」というキーワードに反応する女のなかのオンナが多い世代です。

<対策>
自己アピール力があり、ファシリテーション能力も高いので、「お任せ」がおすすめです。「よろしくね」の一言で、お任せにしましょう。必要な場合は相談してくるので、自己解決をしながら結果を出してきます。
大好きなのは、バブルのころの武勇伝。「またかよ?」と思わず、優しい気持ちで聞き、認め、定番の「今でも十分キレイですよね」的な褒めで会話を締めましょう。
オンナ度がいくつになっても高い世代です。

■団塊ジュニア世代(30代後半)

<傾向>
常にギリギリでブームに乗れず、常に「祭りの後」しか経験できず、バブルの恩恵受けてきた世代を横目で見ながら生きてきたこの世代は、一言でいうと「しっかり」しています。「努力をしても報われなかった」的な感覚が根強いので、「どうせ…」「しょせん…」などの口癖が多いのもこの世代の特徴。縦社会の厳しさは十分経験してきた世代なので、独立起業して道を切り開くバイタリティがあります。

<対策>
成長意欲も高いので、資格取得や自己啓発に対しても積極的に時間やお金を投資します。
まじめで融通が利かない部分も多いけれど、誠実な人が多いため、パートナーとしてもおすすめです。根底のところに「努力した結果が報われるかどうか」という不安感を常に持っているため、細やかに励ましてあげることが大切です。
また、ノリやごまかし、根拠のない言葉もすぐ見抜きますので、きちんと誠実に対応しましょう。 モテ文化の洗礼を受けているため、オンナ度は高いにもかかわらず、それを全面に出すことは苦手です。

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