コミュニケーション達人への道

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第30回
おんなざかりとおとこざかり 前篇

<女性編>

【1】肉体を磨いても露出は避けましょう。

美しくいつまでも魅力的な外見を保つ努力は大切です。若い世代から見て、年齢を重ねても魅力的な女性は憧れにもなります。しかし肌や髪の毛、体型は確実に年齢を刻んでいます。それは少し散りかけた桜の様に、緩んだ美しさです。けれど残念ながら緩んだ肌は冷たい蛍光灯の下や強い日差しの下ではごまかしはききません。だから露出を控えた装いで、上品で洗練された魅力を際立たせるようにしましょう。おんなざかり世代の色気は肌見せなどの露出でなく、上質な生地、洗練されたカッティングライン、和服など、重ねた年齢の美しさが際立つ装いを心がけましょう。

【2】下ネタは聞き役に。

夜の酒席では下ネタ的なトピックスは少なくありません。しかしながらおんなざかり世代の下ネタは痛々しいもの。相手がどうリアクションしたらいいか困っているシーンもよく見かけます。若くても下品な女性は魅力的ではありませんが、下品な大人の女性はさらに救いがありません。もし、下ネタ的を振られたとしても、聞き役に徹しましょう。その場のノリや勢いで赤裸々な体験を鼻息荒く語るなどの行為は慎んでください。
「下ネタは災いのもと」と心に刻んでおきましょう。

【3】昔の栄光話は短めに。

昔から変わらず綺麗、いやむしろ昔よりさらに魅力的になったと感じる女性が多いおんなざかり世代。だからこそ「昔からお綺麗なんですか?」や「若い頃はさぞやモテたんじゃないですか?」等の振りに嬉々として、武勇伝を長々と語ると一気に魅力が失われてしまいます。そんな失態は見せない様にしましょう。

【4】マウンティング

いつまでも女性でありつづけているおんなざかり世代だからこそ、同性はライバル。そんな考えが見え隠れする行動や発言は大人として魅力的ではありません。沢尻エリカさんのドラマに出てきそうな若い女性をライバル視して潰すなどのマウンティング行動は厳禁です。主役ではなく脇役に徹し、控えめに相手を立てる、それが大人の女性としての美しいふるまいです。

次回は男性編について。



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