コミュニケーション達人への道

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第48回
間と溜めをつくらなければ伝わらない

今回は間と溜めをつくるポイントについて。

《会話の場合》

1. 印象に残したいキーフレーズの前または後に一拍間をあけてみましょう。

例)①でも②でも“大切な話“というキーフレーズを印象に残せます。
①今日は 大切な話があるんだ。
②今日は大切な話が あるんだ。

2. 一文が終わったら2秒程度の間をあけて相手のリアクションやコメントが挟める間をあけましょう。

3. 目線を外す、お茶を飲む、手元にあるペンや資料を触る等のノンバーバルコミュニケーションを使い、話の内容を理解させたり、考えをまとめてもらうブレイクタイムを入れましょう。

《プレゼン・発表・講演・研修の場合》

1. 自分が話すいつもの速度より1.5倍遅く話すことを心がけ、話のまとめでは「いかがでしょうか」など聞き手に質問を投げかけて間を3秒とりましょう。

2. 聴衆の集中力が乱れてきたら、5秒程度の沈黙をしてみましょう。

3. 動きを取り入れ、立ち止まる、指し示す等のノンバーバルコミュニケーションを使い聴衆を引き込む工夫をしましょう。

いかがでしょうか。対面のコミュニケーションも、対複数のプレゼンや講演も基本は話し手が主役ではなく、聞き手が主役であること忘れない様にすることが大切です。



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