How to be a Gentleman

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第23回
スマートな「おすし」の頂き方

接待や祝い事のときのみならず、同僚や友人、家族や恋人などと「おすし」を頂く機会が多くなる時期ではないでしょうか。特にゴールデンウイークは、人が集まったり外食したりする機会が多いので、おすしを口にする方も多いでしょう。

そこで今回は、スマートなおすしの頂き方をご紹介しましょう。
高級なおすし屋さんでなくとも、マナーは回転ずしの場合も同じです。
また、おすし屋さんによっては、その店ならではの食べ方がある場合もあり、「この食べ方が絶対に正しい!」とはいえませんが、一般的に恥ずかしくない頂き方をお伝えします。

まず、おすしは板前さんの手で握って作られるものです。
よって、握ってもらったおすしは、手でつまんですぐに頂くのが基本です。ただ、改まった席では箸を使った方が良い場合もありますので、その場の雰囲気に合わせて下さい。

手で頂く場合(にぎりずし)

(1)親指と中指で、すしの両脇を軽くつまみます。そして人差し指を上に添えて持ちます。その際、強くつまむとネタやシャリが崩れてしまうこともあるので、軽くつまむようにしましょう。

(2)しょうゆは、ネタの先に少しだけ付けます。ネタによっては、塩やタレなどを付けて頂く場合もありますが、素材の味を生かすためにも、しょうゆなどの調味料はつけすぎないようにしましょう。

(3)ガリを食べる時は、一度おしぼりで手を拭いてから、箸で頂くとスマートです。

手で頂く場合(軍艦巻き)

(1)にぎりずしと同じように持ちます。

(2)しょうゆをつける時は、底の方のシャリに少しだけつけましょう。

<注意>

くれぐれもシャリにしょうゆを付けないように。シャリにしょうゆを付けすぎてしまうと、口に運ぶまでに崩れてしまい、小皿にご飯がこぼれてしまうこともあります。 また、手はなるべくこまめにおしぼりで拭きましょう。ネタのにおいが手に移らないようにするためです。

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