藤井寛子のおもてなし塾

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第3回
入園・入学式にふさわしい装い

4月。幼稚園や保育園の入園式、小学校の入学式が各地域で行われる時期です。
これらは、子どもたちが新しい社会生活を始める大切な節目。両親や祖父母、親戚や親しい人たちで内輪のお祝いをします。


■お祝いの品にふさわしい物

お祝いの品を選ぶことは、誰でも頭を悩ませるものの一つです。

贈り物が重複しないよう、贈り主に前もって希望を聞くのも一つの手です。
あるテレビコマーシャルで、両家の祖父母がそれぞれランドセルを入学祝いに贈ってしまうというシーンがありますが、そうならないために子どもの親に聞いた方が良いでしょう。

ランドセルのほか、贈り物の代表的な例として文房具や知育玩具、また本などがありますが、入園先や入学先によっては持ち物に指定がある場合もあるため、やはり事前に親に聞くことをお勧めいたします。
親に聞くことは、決して失礼にはあたりません。

また、親にとってはお金のかかる時期でもあるので、現金や商品券も喜ばれます。
表書きは、「御入園祝」「祝御入学」と書き、水引は「紅白ちょう結び」にするのが一般的です。
お祝いは、できれば入園式や入学式の1週間前までには届けるようにしましょう。

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