カリスマシェフ栗本流イタリアン!!

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第12回
「Natale」はイタリアンで

牛ほほ肉の煮込み

<材料>(2~3人分)
牛頬肉 1枚
牛スジ 350g
玉葱 1個
人参(中) 1本
セロリ 2本
にんにく 2かけ
赤ワイン 500cc
適量
ローリエ 半分
<作り方>
  1. 頬肉を丸ごと赤ワインで半日漬ける。
  2. 玉葱、人参、セロリを2cm幅のスライスにし、にんにくを皮ごとつぶす。
  3. 小鍋にオリーブオイルを引いて、2とローリエを入れて弱火で1時間焦がさないように炒める。
  4. 3を炒めている内にフライパンで、牛スジに焼き色を付ける。
  5. 圧力鍋に1、3、4を入れて、水と塩ひとつまみを適量入れて40分位煮込む。
  6. 頬肉が柔らかくなっていなければ、もう少し煮込む。(人種によって頬の硬さが違うように、牛も種類によって異なります。例えばUSの牛と和牛では硬さが異なります。)
  7. 6を一晩寝かせる。(頬肉は入れたままで。冬は常温で、春夏は冷めたら冷蔵庫で)
  8. 7の中から頬肉だけ取り出し、ソースを弱火で煮る。
  9. 8のソースをメッシュの細かい網で漉(こ)して、ソースを煮つめる。
  10. 頬肉を適当な大きさにカットして、9の中に入れて味を調える。
  11. 焼き野菜・煮野菜を付け合わせにして皿に盛る。

くりおから一言

・今回は、ご家庭で作れるように圧力鍋を使用した作り方をご紹介しました。
・非常に時間のかかる料理ですが、おいしく出来上がった時の感動は言葉では言い表せません。
・出来上がった肉は、冷凍保存も出来るので、多めに作っておくのも良いと思いますよ。多めに作った方が美味しいしね。
・クリスマスだけ思いっきり凝った料理を作るのも面白いかも…

今回ご紹介した料理は、「vegetalia代官山」(※)のクリスマスメニューの中にも含まれており、Take Outも可能です。なお、お店で提供している牛ほほ肉の煮込みは、3日間かけて仕上げています。
ご予約は一週間前までにお願いいたします。詳しくは、「vegetalia代官山」のホームページ(※)もしくはお店へ直接お問い合わせください。

それでは皆さん、Buon Natale é Buon Anno!
(英語でMerry Christmas and Happy New Year!)

※『vegetalia代官山』
代官山にあるイタリア野菜や食材のマルシェ。
11/3には栗本清がプロデュース・エグゼクティブシェフを務めるレストランもオープン。

詳細はこちら
http://www.greeninfinity.jp/vegetalia/00vegetalia/00-2/

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