外国人に日本語を教えてみませんか!

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第6回
海外で日本語を教えてみませんか?〈実践編〉

海外での就職先の見つけ方としては、現地の教育機関に、直接応募して採用されるケースが中心となります。資格や条件・報酬は、応募国・機関によって、千差万別です。あせって決めずに、じっくりと腰を据えて、探していくことが大切です。

実際には、前回のコラムで紹介した「NIHON MURA」や「日本語オンライン」などの求人情報サイトなどで情報を得る方が多いようです。この他には、日本語教師養成講座の求人情報(基本的には講座修了生向け)、JICAのシニア海外ボランティアなどでも探せます。JICAでは、定期的に説明会を開いているので、気になる方は参加してみるとよいでしょう。なお、国内の日本語学校やNPO団体が、海外校や提携校に日本語教師を派遣するプログラムもあります。この場合、報酬、条件、経験などは、機関によってさまざまです。

また、参考になるのが、実際に海外で教えてきた人の体験談です。日本語教師の中には、海外で教えた経験がある人が多くいます。直接の知り合いがいなくても、友人・知人のツテで日本語を海外で教えてきた経験者を探し、話を聞いてみると有益な情報を得ることができるはずです。周りにいない場合も、海外で活躍している日本語教師の中には、ブログやTwitterなどで現地の情報を公開している人が多くいます。気になる点があれば、メールなどで質問してみてもよいでしょう。

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