今さら聞けないワインの話

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第11回
カーブドッチってなぁに?

ブドウの木はまだ男性の足の太さくらいで、これからの成長が楽しみなところですが、日本においてここまで本格的にワイン作りを手がけているところは本当に珍しく、落さんのワイン作りに対する熱意にただただ感服。
3時間弱におよぶワイナリーツアーという名のカーブドッチ全容紹介ツアーは、あっという間に過ぎ、落さんのお人柄にもすっかり引き込まれてしまいました。

なお、こちらでは数種類の赤ワインと白ワインを作っており、お夕食では数種類のワインをいただきながらフレンチのコース料理を楽しむことができました。未就学児の利用はお断りなので、ゆっくりできるのも魅力。カウンターでは、グラス1杯100円でテイスティングもでき、その際もスタッフの方との会話が楽しめました。

ワインのおいしさだけでなく、人間味あふれるもてなしが感動的なカーブドッチ。スタッフの方々もみな、仕事もカーブドッチも落さんのことも大好きで、いつも笑顔。そんな方々が私たちを迎えてくださるのですから、本当に心地良い。
ちなみにワイナリーツアーの途中、落さんは会うスタッフ一人一人だけでなく、猫ちゃんたちも紹介してくださいました!ここでは、50匹もの猫ちゃんたちが飼われ、それぞれちゃんと名前がついているそうです。ここでも落さんのお人柄に触れることができました。

日本のワインにあまり興味がなかった私も、すっかりカーブドッチのファンになりました。正確には落さんのファンになったのかもしれません。今回は1泊だけでしたが、ぜひまた来訪したいと思っています。

最近はマスコミも注目し始めているようですし、この日もスーツ姿で落さんと何やら交渉しているビジネスマンを目撃しました。東京に進出したら、今よりもっと名も知られ、多くの人に愛されるようになると思うのですが、それをしないのが落さん流。少量少産がモットーなのはもちろん、お若い時に東京の女性に痛い目にあったからなんて理由もあったことは、ここだけの話にしておきましょう(笑)。

ワインの知識がなくても、楽しめるワイナリーです。ご旅行をお考えの際は、ぜひカーブドッチワイナリーを候補に入れてください。心も体も安らげるすばらしいこの場所で、本格的なワインをご堪能あれ。

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