今さら聞けないワインの話

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第28回
出会い(その2)

前回は、黄色いワイン「ヴァン ジョーヌ」との出会いについてお話ししました。
今回は、私の大好きなシャンパーニュとの出会いについてお話しします!

…と申しましたが、シャンパーニュとのすてきな出会いがあまりにも多すぎて、どれからお話ししようか迷ってしまいます。
シャンパーニュは今や、ワインを提供しているところであればどこでも飲むことができるようになりましたが、比較的どこでも入手できるものや、広く名前が知られているものは、大手メゾンが作っていることが多いのが現状です。
シャンパーニュ地方には、ほかにもまだまだ名前の知られていない家族経営のような小規模メゾンで作っているシャンパーニュがたくさんあります。
それらは頻繁に出回るものではなく、個人的に契約して輸入していたり、特別な流通ルートがあったりします。中にはマニアックなワインショップなどで取り扱っているものもありますが、出会おうと思ってもなかなか出会えるものではありません。

アンリビリオ

そんなシャンパーニュに偶然出会うと、本当に嬉しくなります。
某天ぷら屋さんでシャンパーニュを注文した際、「あまり有名ではないのですが、こんなシャンパーニュがあります」と出して頂いたことがあります。それは、「アンリ ビリオ」のキュベ トラディショナル グランクリュ。家族経営のメゾンのシャンパーニュを出すなんて、「さすが3つ星店!」と感激したのを覚えています。
「アンリ ビリオ」とは、極上の特級畑(アンボネイ村の自社畑)から作りだされるシャンパーニュで、生産量が少ないうえ、多くはイギリスの顧客に輸出されるため、なかなか日本では手に入りにくいものなのです。私はそれ以来、「アンリ ビリオ」の大ファンになりました!
シャンパーニュ全般が好きですが、ピノノワールを7割ほど使用してつくられる「アンリ ビリオ」は、ブラン ド ノワール(黒ブドウのみを使用して作るシャンパーニュ)好きの私にとって、かなり高得点です。
また、ブラン ド ノアールは、それ自体の種類が少なく、なかなか出会えませんので、ブラン ド ノアールというだけでも嬉しくなります。
シャンパーニュを注文するとき、ブラン ド ノアールがあるかどうか伺うと、大抵「NO」と言われ、「ブラン ド ブラン(白ブドウのみを使用して作るシャンパーニュ)だったら…」と言われますので。

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