ソムリエのつぶやき

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第50回
小さな入り口の向こうは別世界!

フランクフルトで、ずっと行ってみたかった場所がありました。それは、クラインマルクトハレ(Kleinmarkthalle)という、屋内市場です。以前、後輩に、オススメしてもらったのですが、なかなかフランクフルト便の乗務が無かったため、教えてもらってから、約2年が経過していました。それが、やっと実現したのです!

事前に調べたところ、入り口がかなりわかりにくいとのこと。近くまで行き、辺りを見渡すと・・・市場らしからぬ入り口がありました!2階席はテラスになっており、たくさんの人で賑わっていました。その賑やかさに誘われ、2階に上がってみると、ビジネスマンと思われる人たちがワイン片手に、ソーセージやサンドイッチを頬張っています。ランチタイムにスーツでワインが飲めるって、イタリアでも実感したことですが、素敵なことですよね!



いざ、市場に入ってみると、カラフルなお野菜や果物が並ぶお店が目に飛び込んできました。こちらは、1階が市場になっており、2階は、オイスターバー、オリーブオイルのお店やワインショップなど、簡単にお食事ができる場所になっています。空腹で行ったので、まず最初に見た、鮮やかな配色の店構えのオイスターバーに惹かれましたが、まだ、序盤なので、とりあえず歩いてみることにしました。

1階に下りると、チョコレート屋さん、お花屋さん、お菓子屋さん、お肉屋さん、パン屋さん、タパスのお店やスープのお店など、様々なお店が軒を連ねます。


まずは、腹ごしらえを・・・と、あちこち物色しましたが、結局、ドイツらしく、ソーセージとビールで落ち着きました。市場なので、きちんとした席は無いのですが、色々、食べながら、飲みながらを楽しめるのも良いところです。


そこで、なんと、前夜、訪れたイタリアンレストランで食べた、かなり気に入ったパスタにも出逢うことができました。それは、さくらんぼ大くらいの小さな生パスタなのですが、中にチーズとトリュフが入っていて、食べた時の鼻に抜ける、トリュフの芳香が素晴らしいものでした。 他にも気になるパスタがたくさんあったのですが、買いすぎると、帰国後、毎食パスタになってしまうので、このパスタだけを購入しました。




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