ソムリエのつぶやき

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第9回
グリューワインを片手に

先月のフランクフルトステイの際、クリスマスマーケットで有名なニュルンベルグに足を運びました。フランクフルト中央駅からICE(Intercity-Express,高速列車)で約2時間。小雨の5度にも関わらず、観光客でいっぱいのニュルンベルグ。小さな街ですが、メインの広場には、約200店舗ものお店が軒を連ね、この時期は、大勢の人が集まります。
昼食を取らずに、会場に向かった私たちは、おなかがペコペコで、ソーセージを焼く匂いにつられて、限界に達し、以前、訪れた際に、入ったレストランが、素敵でしたので、そちらに向かいましたが、午後3時という中途半端な時間帯で、開いておらず、仕方なく、人で賑わう、あるひとつのお店に入ることに・・・。
とにかく人、人、人・・・の店内は、あちこちで、相席を余儀なくされ、当然、私たちが通されたお席も、ドイツ人の老夫婦との相席でした。空腹の私たちは、この後、更に驚くことに!

渡されたメニューには、「ソーセージ」しか書いてないのです。まぁ、ドイツでソーセージが有名なのは、誰でも知っていることですが、オーダーを取りに来た店員さんに、「6本?8本?10本?12本?」と聞かれ、本当にソーセージしか無いことを思い知らされた私たち。仕方なく、6本のソーセージとピルスナーを注文しましたが、このお店に到着するまで、あんなにソーセージを焼く香りにそそられていたのに、お皿の上のソーセージを食べ進めて、最後の方は、辛くさえ感じました。笑

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