『ものづくり』からできること

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第16回
「便利」が変える「プロと一般の差」

プロからアマチュア、一般まで

カメラが一部の者の道具ではなくなったのもデジタルの恩恵に他なりません。フィルムが必要ないのでカメラサイズもよりコンパクトになり、撮影目的がなくてもいつもポケットや鞄に忍ばせたい、携帯したいと思わせます。道具としては理想的な進化を遂げたと言えます。万人に使われるモノになったカメラ。しかし、良い事だけではありません。

モノを創るとは「より便利な暮らしを開発する」ことだが・・・

道具が誰でも使えるようになるとそれによる弊害が生じるのも事実です。ひとができないことを仕事としている職種にとって「便利なツール」は恐怖です。今回は、カメラを例に文明の力がひとを幸せにする一方で必ずそうとは言えないところもあるとお伝えしたかったのです。プロと一般との壁、または距離が非常に差の出にくい時代になってしまいました。差別化があってのプロフェッショナルです。このように、モノが新しく生まれる毎に何かが失われていく危険性があることも覚悟しなければなりません。

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