リリアン・トゥーの伝道士、風水であなたの生活を変える!

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第1回
風水と暮らしの関係

3月11日に起きた「想定外の大災害」を通じ、人間も地球の一部あり、地球は宇宙の一部であることを再認識しませんでしたか。つまり私たちは、目に見えない力の影響を受けながら暮らしているということです。
「風水」は、約5000年前の中国を起源とし、目に見えないパワーを生活内に取り入れ、より良い暮らしを求める「生活の知恵」です。風水というと、日本では主に「色占い」として知られていますが、世界、特に欧米では、間取りやインテリアなどを決める際に積極的に取り入れられています。

ところで、リリアン・トゥーという女性をご存知でしょうか。
英語でわかりやすく風水の本を書き、世界中に風水を広めた人です。日本ではそれほど知名度は高くありませんが、世界で1000万部以上もの本を売った風水のベストセラー作家で、「風水といえばリリアン・トゥー」と多くの人々が認めています。
風水師として有名になる前は、香港の銀行で頭取を務めるなど、華々しいキャリアも持っています。実社会で成功をおさめたという事実が、多くの人に支持される理由かもしれません。

当コラムは、そんなリリアンの人生観や処世術、そして風水の実践的なノウハウなどをご紹介していきます。

リリアンが成功した理由

「あなたは、風水という見えないエネルギーを、魔法使いのように操作して出世し、銀行の頭取になったのですか?」───
リリアンは、よくこんな質問をされるそうです。しかし彼女は、おだやかな笑みをたたえ、いつもこう答えています。
「多くの人は、私が魔法のように風水を扱えたから、成功できたと思っているのでしょう。しかし、それは違います。ビジネスマンとして能力を発揮するための努力を怠らなかったからです。風水はその一助であったに過ぎません。」
彼女は、生まれつき特殊なパワーを持っていたわけではないのです。常に広い視野で物事をとらえるために努力を惜しまなかった結果が、ビジネス界における成功、更に風水の第一人者として広く認められることにつながったのです。

風水とは?

リリアンは、これまで多くの財産家の邸宅を訪れましたが、そのほとんどで立派な「金魚」が飼われていることに気づいたそうです。また、香港の大企業では、社長席の後ろにほぼ100%といっていいほど「山の絵」が飾ってあったと言います。
それらが何を意味しているか?───そうです。みな、風水を意識しているのです。 金魚は金運上昇のシンボルであり、山の絵を経営者の背後に飾ることも風水上よい配置とされています。
実際にリリアンも、自分が経営する会社のロゴマークのデザインやメンバーの配置などを風水の法則に従って変え、経営が順調になったといいます。

では、風水とは「まじない」や「迷信」のたぐいなのかというと、そうではありません。目に見えないパワー、すなわち自然界における「気」や「エネルギー」を活用した、シンプルで実践的な「科学的スキル」なのです。そうでなければ、財産家や大企業の経営者らなど、現実の世界に厳しい人々が風水を尊重するわけがありません。

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