ライターHの“デジモノ”放談

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第1回
スマートフォンのバッテリーを長持ちさせる “技術”と“秘密兵器”

「スマートフォンをできるだけ長く駆動させる秘策はないか?」といった質問をよくもらう。詳しく状況について聞いてみると、「普通の携帯電話は1日使ってもバッテリーが切れなかったのに、スマートフォンにしたら夕方くらいまでしか持たない」というのだ。

そんな人には、スマートフォンの設定を見直すようにアドバイスする。とくに液晶ディスプレーの明るさ(輝度)は100%ではなく、確認しづらくない程度の明るさにまで下げようにと何度もいってきた。スマートフォンの液晶ディスプレーは、携帯電話よりも大きい。そのため、明るい設定で使っていると、バッテリーをどんどんと消費してしまうのだ。

続いては「Wi-Fi」(無線LAN接続)。自宅や会社の高速回線を使うWi-Fi接続が必須だが、外出中もWi-Fiを有効にしたままだと、無駄にバッテリーを消費してしまう。Wi-Fiは普段オフにしておき、必要なときだけオンにするクセをつけたい。ほとんどの人が使わない「Bluetooth」機能もオフが基本。Wi-FiやBluetoothを有効にしていると、近くに利用できる無線LANルーターやBluetooth機器がないかと、常に調べ続けてしまうので気をつけよう。

あとは、いろいろなアプリを起動しっぱなしにしないことだ。iPhone 4ではホームボタンを2回素早く押すと、起動しているアプリのアイコンが画面の下に並ぶ。使い終わったアプリのアイコンを数秒間押し続けると、今度は「-(マイナス)マーク」がアイコンに現れる。このマイナスマークを押し、アプリを終了させる。こまめなメンテナンスが、バッテリーを長持ちさせるコツだ。

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