ライターHの“デジモノ”放談

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第19回
MacBook Airを屋外で10時間使えるモバイルパソコンに変える方法とは

Hyper JuiceがMacBook Airを仕事のメーンマシンに変えた

「Hyper Juice」の効果は絶大だ。何しろ10時間以上の作業をしても、バッテリーが切れない。筆者が持ち歩いている「MBP-100」は、バッテリー容量が27000mAhもある。この容量は、MacBook Airの内蔵バッテリーの2.9倍(メーカー公称)にあたるという。つまり内蔵バッテリーで3時間前後しか持たないような使い方をしても、Hyper Juiceを組み合わせれば10時間近く持つという計算になる。実働で10時間を超えれば、筆者でもメーンパソコンとしても使えるレベル。こうして、MacBook Airが仕事に使えるパソコンの候補に浮上したのだ。

「マネしてみたい!」と思われた方もいるだろう。そんな方に、2つ忠告がある。まずは重さだ。Hyper Juiceは、大容量バッテリーを内蔵するため、見た目以上にズッシリしている。筆者の購入した「MBP-100」で、重さは730gもある。MacBook AirとHyper Juiceを合わせると。合計で約1.81kg。かなり重いモバイルパソコンへと様変わりする。

サイズはMacBook Airよりも小さいが、重量は730gもあり、MacBook Airと約300gしか変わらない。持ってみると、かなりズッシリとしている

またHyper JuiceとMacを接続する方法にも問題がある。一般的には、「Magsafe Airline 電源アダプタ」(実売価格:5800円)という製品を使ってHyper JuiceとMacを接続する。でも、Magsafe Airline 電源アダプタはHyper JuiceからMacBook Airへの“給電”はできても、内蔵バッテリーの“充電”はできない。従って内蔵バッテリーが減ったら、絶えずHyper Juiceをつないで作業しなければならないのだ。

Hyper JuiceとMacBook Airの接続には、アップル純正のアクセサリー「Magsafe Airline 電源アダプタ」を使う。でも、このケーブルではMacBook Airの内蔵バッテリーを充電できない

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