ライターHの“デジモノ”放談

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第21回
情報収集ツールとしても使えるFacebook

スマートフォン&タブレットがFacebookの窓口になる

TwitterやFacebookで情報を配信しても、すぐに情報を受け取れる人が少ないのでは……と懸念する声もあるだろう。確かに現状では、新着情報を確認するためにパソコンを起動し、Facebookページを開くという動作が必要だ。情報を確認するまでに、何分も待たされる。またパソコンを利用できないお年寄りも、取り残されてしまう。

だが、こうした問題はあっという間に消え去るだろう。そう断言できるのは、スマートフォンやタブレットの存在があるからだ。画面情報をタップしていけば、操作できるスマートフォンやタブレット。子供でも見よう見まねで操作できる。スマートフォンやタブレットがさらに普及すれば、Facebookを利用するメーンの端末もパソコンから、それらの端末へと移行していくはずだ。

その兆しは、市場に現れてきている。米国の家庭向け市場では、タブレットがパソコンの販売台数が台数を抜いた。都内でも1年前から比べると、女性がタブレットを使う姿が明らかに増えた。こうした姿を見ると、抵抗なくスマートフォンやタブレットが使い始めているのだな……と思うのだ。

せっかく手に入れたスマートフォンやタブレット端末。従来の携帯電話やパソコンの代わりに使うだけではもったいない。FacebookなどのSNSを組み合わせ、友人とのコミュニケーションツール、さらには情報ツールとしての活用を実践して欲しいものだ。また企業だけでなく、地方自治体も積極的にFacebookなどの取り入れ、情報の発信に努めてもらいたい。互いに利用者も自治体も歩み寄れば、有益なツールとなっていくはずだ。

スマートフォンやタブレット向けに用意されている、Facebookの公式アプリ。パソコンを使わずに、新着記事の情報を確かめられる

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