ライターHの“デジモノ”放談

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第22回
デジタル一眼&撮り鉄、同時にデビューして分かったこと

世の中には、“マニア”と呼ばれる人たちがいる。よく知られているのは鉄道をこよなく愛する人たち――、「鉄ちゃん」ではないだろうか。だが、鉄道マニアといっても様々で、いろいろな分野に分かれている。列車に乗ることに主眼をおく「乗り鉄」。電車が通り過ぎる音や駅のアナウンスなどを録音して楽しむ「音鉄」などである。

今回は、そんな鉄道マニアのなかで愛好家が多いと思われる鉄道写真を撮る人たち、「撮り鉄」の世界を紹介してみたい。といっても、筆者は鉄道マニアというわけではない。たまたま、何年も前から欲しいと思っていたデジタル一眼レフカメラを、知人から格安で譲ってもらい、さらに撮影旅行まで計画してもらったのだ。

この旅のテーマ(被写体)となったのが、鉄道写真。千葉県の中央部を走るローカル線、「小湊鉄道」と、ムーミン列車でお馴染みの「いすみ鉄道」を巡る旅となった。くしくも、デジタル一眼レフカメラと撮り鉄を、同時にデビューすることになった。

人気アニメ「ムーミン」のキャラクターをあしらった「いすみ鉄道」

赤主体のツートンカラーが目を引く、「小湊鉄道」

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