ライターHの“デジモノ”放談

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第11回
レンズ性能にこだわる「LUMIX DMC-LX5」はプチ改造して使え!

薄暗い室内の撮影などレンズ性能を実感

筆者はLX5を、平日は仕事のメモや屋外での商品撮影用として、休日はお散歩カメラとして携帯している。最新の携帯電話やスマートフォンは、デジカメ機能が強化されているとはいえ、デジタルカメラと比べると画質はかなり劣る。

特に薄暗い室内で撮影すると、デジカメ本来の性能が明らかになる。こうした条件下では、手ぶれしないシャッター速度をかせぐために、カメラのISO感度が自動的に上がる。しかし、高感度になるほどデータにノイズが混じり、キレイとはいい難い写真に仕上がるのだ。普通のデジカメでもISO感度が400、800、1600、3200と上がるにつれて、ノイズが目立っていく。これが携帯電話やスマートフォンになれば、差はもっと顕著になるだろう。

悪条件下ではレンズ性能がものをいう。つまりLX5だと、F2.0からという明るいレンズを生かして、ISO感度を400以下に設定したままでも、ある程度までは手ぶれの不安がないシャッター速度で撮影できる。

24mm~90mmというレンズも、スナップ用にはもってこい。面白い機能としては、レンズ上部にあるスイッチによって写真のアスペクト比(縦横の比率)を、デジタル一眼レフの標準「3:2」、コンデジの標準「4:3」、ハイビジョン動画の標準「16:9」や正方形の写真が撮れる「1:1」に変更できること。縦横比で写真の印象も大きく変わるので、撮影対象に合わせて変更している。

レンズ部の上部にあるスイッチで、アスペクトを「1:1」「3:2」「4:3」「16:9」に変更できる

16:9のアスペクト比で
撮影した写真

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