ライターHの“デジモノ”放談

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第15回
iPadで仕事! ノートPCの使い勝手をプラスできる「ロジクールトランスフォーム キーボード TK900」

「今年は、iPadをノートパソコンの代わりに持ち歩く!」

これが2011年の年頭、デジモノライターとして掲げた目標だった。仕事柄、毎日持ち歩いている“ノートパソコンをタブレット端末のiPadへとシフトさせよう”と思ったのだ。今年1年、いろいろなiPad用の周辺機器やアプリを試し、ノートパソコン的活用を模索してきた。結論からいうと、まだiPadのみの仕事環境は実現できていないのだが、iPadでの仕事環境は整いつつある。筆者がどのような環境でiPadを利用しているのか。その一端を紹介したい。

現在、筆者がメーンで使っているタブレット端末はアップルの「iPad 2」。液晶ディスプレーを保護するアップル純正の「Smart Cover」と、「ロジクールトランスフォーム キーボード TK900」(ロジクール)を装着して利用している。特に、TK900を導入したことで、iPadを仕事で使おうという意欲が高まった。

iPad用アクセサリーにも力を入れているロジクール。中でも、iPadユーザーから注目されているのが「ロジクール トランスフォーム キーボード TK900」(実売価格:1万2800円)だ

iPad 2専用に設計された折りたたみ式のBluetoothキーボード。「Smart Cover」を装着したまま、使えるように考えられている

このTK900。単なる背面を保護するカバーではない。本体内部に、iPad用のキーボードを搭載しているのだ。本体の側面にあるボタンを押すと、カバー部分が持ち上がり、カバー内部からキーボードが飛び出してくる。どこか、子供のころに遊んだ合体変形ロボットをほうふつとさせるアイテムで、男心をくすぐらせる。2分割で収納されているキーボードを、完全に組み合わせると、見た目はノートパソコンのようになる。このギミックに一目惚れしてしまった。

側面にあるボタンを押すとiPadを装着した面が立ち上がり、本体内部に格納されていたキーボードが、両サイドから現れる

キーボードをセットすると、見た目はパソコンと瓜二つ。目を引くらしく、出版社の編集部で使っていると、何度も「なんていう製品ですか?」と尋ねられた

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