負けないぞ!賢者の資産形成術

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第15回
その14 “果実との交換(8)” –過去の果実–

皆さん、こんにちは。

ファイナンシャルプランナーの山田英次です。

前回のコラムでは、株価と債券価格の値動きについて、お話をしました。

双方に共通しているのは、しばらく使わない資金を提供し、有効活用してもらうことによって、ある程度の利益が期待できることでしたが、その値動きには、逆行性があるという点が重要なポイントです。

これは、『景気』を基準として考えれば、簡単にイメージできる性質(相関性)なのですが、念のため、ここで、そのイラストを再確認しておきましょう。

また、前回のコラムの後半では、この性質を理解したからといって、株と債券のどちらかを手に取るべきか、的確な判断を続けるのは難しいということもお伝えしました。ですが、だからと言って投資を諦める必要はなく、双方を同時に保有することによって、私たちの投資結果をより安定的なものとすることが期待できるというお話もしました。

逆の動きをする傾向のある、株と債券を保有する目的は、投資効果を相殺して無にしてしまうことではなく、単独であれば、ジェットコースターのように激しく上下に揺れる双方の値動きを、株価と債券価格の逆行性で安定的なものとすることにあるのです。

いざ、投資を始めると、どうしても、いま儲かりやすいと感じるどちらかだけを手に取りたくなるものなのですが、敢えて、双方をもつ勇気が大切なのです。

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