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第27回
優秀マンションが評価を受けたワケ

今回は、前回に引き続き、首都圏優秀マンション表彰、各部門賞のマンションについてみていきます。

■各部門優秀賞

<都心大規模>

1位:パークコート六本木ヒルトップ(東京都港区/三井不動産レジデンシャル )

2位:プラウドタワー東雲キャナルコート(東京都江東区/野村不動産)

東京直下型地震が起こった際に液状化などが心配されている、いわゆる「湾岸エリア」に立地します。
震災前は、第1期250戸を即日完売させた、業界内でも注目されていたマンションでした。私のメルマガでは、Vol.30(2011.10.26号)で推奨しています。
震災以降、販売が不安視されていましたが、防災対策を見直し、消費者の不安を排除したことで、好調な販売を続けるマンションとして注目されています。
第2期も第3期も即日完売を続け、現段階で全600戸中521戸を分譲。震災後の厳しい状況下、これだけ短期間で販売が進むのは、非常にめずらしいと思います。

私が注目した第一のポイントは、都心へのアクセスの良さと、低予算で広い間取りが選べるコストパフォーマンスの高さです。
ほかにも魅力を多く持ちます。東雲キャナルコートという整備された再開発区域の区画内であり、運河に面しており、ゆったりとした空間を持つほか、意外にも公園や緑地に多く囲まれていることはあまり知られていません。
そして、周囲の高層建築と視界が重ならないよう配慮された配棟計画、眺望、採光の良さなど、タワーマンションの利点を最大級に生かせています。
また、徒歩圏内に医療施設が充実。入院施設を持った大学病院まであり、お年寄りでも安心して暮らせます。

24時間営業のメガストアにも隣接しており、買物の利便性の高さも特長でしょう。都会の生活者にとって、いつでも買い物できるというのは、満足度が高いものです。
さらに付け加えると、このマンションでは、マンションの住民間のコミュニティ形成もデベロッパーが支援しています。震災で私たちは、都心において「向こう三軒両隣」というご近所との関係性が崩壊していることに大いに不安を覚えました。この点を解消すべく、住民間のコミュニティ作りにマンションデベロッパーが企画参加したことは大きな挑戦であり、これからも注目していきたいところです。

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