フロム・ナウ流 有料老人ホームガイド

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第26回
安心・安全に高配慮。東急グループの高齢者専用賃貸住宅「グランクレール青葉台」

スケールメリットを生かした万全の非常時体制

同ホームの生活見守り体制のいくつを列挙します。

●生活安全センサー
水の使用状況により異常を感知する仕組み。居室で12時間以上水を使用しない、または2時間以上水が流れっぱなしになっている場合に、管理室の警報が鳴る

●大浴場の入浴時間管理
在浴場時間が60分以上になると管理室の警報が鳴る

●スタッフの緊急対応訓練・勉強会
開所以来毎月、訓練(救命救急訓練、AED(自動体外式除細動器)の使用訓練など)と勉強会を実施。迅速・的確な対応に生かされている
(実際、脳梗塞(こうそく)、心筋梗塞時の救急搬送、部屋で転倒した際のタクシー搬送などに役立ち、感謝されているそうです)

●防犯体制
出入り口は一か所だけ、必ずフロントの前を通るようになっている
見回りは1日6回館内全域
監視カメラは15台

ちなみに生活安全センサーについては、同じような高級老人ホームでも考え方に違いがあり、 「見張られているようでいやだというご入居者様のために、センサーやモニターはあえてつけておりません。代わりに、スタッフがお見かけした時間を記録するなどして、安否を確認する方式を採っています。人の目で見守らせていただいております」
というホームもあります。

どちらが良いかは、お互いの「相性」ですね。

さらに、地震・火災等への備えは、東急グループならではのネットワークや設備を生かした準備と対応策が練られています。

●非常食の備蓄や非常用発電機、災害用組立トイレを準備
施設全体でおこなう管轄消防署立ち会いの大型のものから、職場単位やシフト単位のミニ消防訓練まで、定期的な防災訓練を実施。
東急不動産グループ内での保有燃料、飲料水、食料の相互提供や避難場所提供等の相互協力。

●地盤や建物の構造などを判断し、建物に最適な耐震基準で設計
万が一建物が損傷した場合においても、分譲マンションとは異なり、建物は事業主保有なので、修繕対応等も事業主負担で行う
(こういうことは、開発・施工から運営まで一貫して行っている企業でないと言えないことですよね!)

●非常用発電機、災害用組立てトイレ、AED (自動体外式除細動機)を準備
停電等緊急時においてもエレベーターを動かすことができる

●非常食は3日分
3日分の非常食を最低備蓄量として設定し、入居者およびスタッフ全員分を用意している

●避難誘導
非常放送、避難誘導灯等によりスタッフが迅速に避難誘導する(定期的な防災・避難訓練を実施している)

●相互協力
グランクレール各施設間、東急不動産グループ(東急リゾートサービス、東急ステイサービス、東急スポーツオアシスなど)内で、緊急時の相互協力を実施する

6月のある日の昼食。
見た目も味も、高級料亭のようでした。

単にぜいたくなだけではなく、環境開発を行っている企業ならではのスケールの大きな安全・安心を追求してる老人ホーム…それがグランクレール青葉台です。

とはいえ、ホームの快適さや安心感において何よりも大事なのが「人間(スタッフ)」だということは、スペックが高いホームを見る際にも常に忘れてはいけないと思います。

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