松本すみ子の「@シニア」

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第18回
ホテルランチ活用法 ~大人が落ち着ける場所を探して~

ちょっとしたハレの日に

私のホテルランチ活用法をご紹介します。よく利用するのは、日比谷のペニンシュラホテルや東京駅そばのシャングリラホテル、日本橋のマンダリンオリエンタルなど。やはり会社の近くになります。
一つ目の利用法はちょっとした記念日に。お祝い事は夜の宴席が普通です。しかし、私たちの年代になると、特に女性の場合、夜は出かけたくないという人も出てきます。帰りが遅くなるのがいやだということでしょう。また、夜の宴席を設けるほどではないけれど、ちょっとお祝いくらいはしてあげたいという場合もあります。そんな時に、ホテルランチはとても便利。

ペニンシュラホテルの最上階レストラン「ペーター」で景色を見ながらランチタイム

先日、日比谷のペニンシュラホテルの最上階レストラン「ペーター」を会場に、仲間を誘って、友人の定年祝いを行いました。友人は、定年後すぐはお誘いが相次ぎ、夜は忙しいとのこと。しかし、あまり時間が経ってからのお祝いもおかしいしと、ランチタイムに集まることにしたのです。


シャングリラホテルのレストランからの眺め。手前に丸ビル、新丸ビル、改装中に東京駅。遠くに皇居。

友人はこのホテルは初めてらしく、レストランに入ったとたんに目に飛び込んできた眺望に感激。お祝いにはこうしたハプニングを仕掛けるもことも大事です。どこかに国の大使の任命式でもあるのでしょうか、ちょうど皇居に馬車が入っていく様子が見えます。そんな景色を楽しみながら、弾む会話、優雅な気分の食事。


お祝いなどのメッセージも用意してくれる

そして、デザート。ここでハプニング第2弾を用意。実は前もって、レストランにお願いして、友人のデザートに「第二の人生に乾杯!」という言葉を書いてもらっていました。友人は大喜び。ホテルはこうした要望も聞いてくれます。この程度なら無料で。


後日、友人から電話がかかってきました。レストランに傘を忘れたとのこと。連絡したら、ホテル側もうっかりしていたとのことで、後から送り届けてくれたそうです。さすがホテル。
二つ目の利用法は田舎から家族や親せきが来たときに。それなりに大きな地方都市に暮らしている家族や親せきなので、特に東京だからといって珍しくもないと思うのですが、それでも東京には期待してやってくるらしい。こちらも、それに応えなければなりません。東京の新観光名所案内はもちろんですが、食事の場所も大事。
そんな時は高層ホテルのレストランに案内するに限ります。景色を見下ろしながら、あそこは新宿高層ビル群、こちらが六本木、東京タワーなどと話し、「あっ、富士山が見える」と教えたら、大盛り上がり。その後、地上に降りれば感慨もひとしおです。

ホテルランチ利用の極意

ただし、ホテルランチの利用にはちょっとしたコツがあります。一つ目はランチだからと言って、12時過ぎにはいかないこと。ジャストタイムは混みあいます。特に、土日は結構人気の様子。30~45分ほど前後に外しましょう。11時30分、12時30分、できれば12時45分なら、比較的確実です。
先日の友人の定年祝いは平日の12時15分という予約時間でした。12時の予約は取れず、15分後ならOKとのこと。この微妙な差がホテルらしいところです。入店当初は混み合っていましたが、私たちが腰を上げた頃には、お客さんはちらほら。おかげで、約3時間、十分に旧交を温めることができました。1時間1000円で食事付きと思えば、大満足です。
さらに、前もって決まっていれば、予約を入れたほうがホテルも喜びます。その際、食べられないものがあるときは、遠慮しないで伝えましょう。それに代わるメニューも用意してくれます。 レストラン予約サイト「一休.com」や「Open Table」などでは、通常よりもお得な価格でホテルのランチやディナーの予約ができます。こういうものも利用して、ホテルレストランのお馴染みになっておくというのもいいかもですね。

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