松本すみ子の「@シニア」

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第28回
遠近両用コンタクトレンズを知っていますか

コンタクトレンズに遠近があるの!?

人によりますが、40歳を過ぎたあたりから、小さい文字が見えにくいことに気がつき、「そろそろ老眼かなあ」などと、複雑かつ寂しい心境になっていきます。老眼は誰にでもくること。であっても、認めたくなくて、「まだ、大丈夫!」と頑張ってみたくなります。しかし、日常生活ではさほど不自由を感じないものの、仕事となると、放っていくわけにはいきません。
私は50歳近くまで頑張っていたのですが、ある時、あまり明るくない会議室の片隅で、エクセル表の細かい文字が見えないことにがくぜんとしました。数字を間違って読んだりして、ミスを犯したら大変です。若い頃からの近視用コンタクトレンズをそのまま常用していたせいもあって、さらに見にくくなっていたらしいのです。
さて、対策ですが、普通は、まず遠視用か遠近両用のメガネを作ろうとするのではないでしょうか。最近はとてもおしゃれなフレームがそろっているので、近視だろうが、遠視・遠近両用だろうが、わからないかもしれません。
しかし、行動を見ていればわかります。遠近両用メガネは、遠近のレンズを上下で合体させて作ってあります。つまり、遠くはレンズの上部で、近くは下の方で見る構図になっています。なので、遠近両用メガネをかけたまま遠くを見ようとすると、メガネが下の方にずり落ちるスタイルになるのです。いわゆる上目使いのお年寄りポーズです。
私はこれがいやでした。そして、学生時代から、外出時にはいつも近視用のコンタクトレンズを愛用していたので、メガネを日常的につけることにも抵抗がありました。特に、夏に汗をかいた時、鼻の付け根あたりに跡が付くことも気になりました。
ということで、私が選んだのは遠近両用コンタクトレンズ。以来、外出用として10数年愛用しています。ちなみに、家ではまだ近視のメガネで大丈夫。
さて、遠近両用コンタクトレンズのことを旅行などの時に同じ年代の方々にお話すると、ほとんどの人が「コンタクトレンズに遠近なんてあるの!」と聞き返します。私の方が「えっ、知らなかったの!」と、驚くことになります。

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