今すぐ役立つ『コン活』のプロが贈る男の媚学

バックナンバー

第5回
グローバルスタンダードなジェントルマン

先日、2年ぶりにハワイへ行ってきました。

久しぶりのオアフは、日本人を含めたアジア人観光客が増えていて、マルチナショナルな雰囲気。
ハワイはヒーリングアイランドといわれますが、私も同感です。何となくいやされてリフレッシュできる不思議なリゾートです。できることなら帰国したくありませんでした(笑)。

さて、ハワイでもつくづく感じましたが、日本人男性はジェントルマンとして、まだまだ幼稚園児並みに未熟な人が多く、がっかりするやら情けないやら。そこで今回は、外国へ行った際に最低限覚えておくべき女性への対応を中心とした、ジェントルマンとしての心得とマナーについて述べていきます。

まず、基本的なことですが、すべてにおいて「レディー・ファースト」です。
特に日本人男性がうっかりマナー違反をしてしまいがちなのが、エレベーター。日本でも最近、エレベーターの乗り降りの際、男女問わず無愛想で失礼な振る舞いの方がいますが、欧米諸国でマナー違反をするとかなりひんしゅくを買いますので気をつけましょう。
まず乗る順番ですが、女性、老人が優先です。男性は最後となりますので、エレベーターを待つ方の中に女性や老人がいないかちゃんとチェックしておきましょう。
日本でよく見かける光景としては、ご主人が先にさっさとエレベーターに乗り、その後から奥様が乗るというシーン。これはジェントルマンとしては減点対象です。ちゃんと奥様を先に乗せましょう。
降りる際も同様、女性や老人が先で、男性は最後です。

そして、もうひとつ。
いくら英語もしくは現地の言葉が話せないからと言って、無言で目を合わせないようにする振る舞いもジェントルマンとしてはNGです。
自分の後からエレベーターに乗ってきた人がいたら、「Which floor?(何階ですか?)」と笑顔で尋ねましょう。そして降りる際は「Have a nice day!」や「Thank you.」など、一声かける余裕をみせましょう。特に欧米では、コミュニケーションは言語スキルを図る指標ではなく、マナーです。ちなみに、韓国や中国の男性は、このコミュニケーションがしっかりできます。日本人は極端にできない方が多いので、少なくとも読者の皆さんは頑張りましょう。

コメント