今すぐ役立つ『コン活』のプロが贈る男の媚学

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第6回
魅力的なオトコに見せるコツ

次に重要なことは、やはりファッションです。
以前このコラムでも述べたことがありますが、男性のエグゼクティブな方や成功している方は、ファッションに無頓着(むとんちゃく)な方が多く、異業種交流会やパーティーなどでは、女性たちが「もったいない」とささやき合うこともしばしばです。

読者の男性諸氏は、ファッションの質やブランドにこだわることができる世代です。
若い世代の方がブランドのスーツを着ると、軽く見えたり、身の程知らずのような印象を与えたりしがちですが、みなさんはゼニアなどのブランドスーツをさりげなく着こなしましょう。

しかし、若い時とは違い、体型に合った既成のスーツを見つけるのは難しい。そんな時おすすめしたいのは、セミオーダースーツ。

自分の体型にきちんと合ったセミオーダースーツは、ワンランクもツーランクもあなたの「男っぷり」をアップしてくれます。

そして、シーンに見合った素材のスーツを着用しましょう。
ビジネスシーンではダーク系のきっちりとしたスーツが定番ですが、異業種パーティや交流会、またプレゼンなど場合は、光沢のある生地がお勧めです。光沢がある生地は生命力を感じさせ、パワーがある雰囲気を演出します。

年齢を重ねていくと、男性のファッションは保守的になっていき、いわゆる「自分が一番落ち着く」色や形を選択しがちですが、これが一番危険。やぼったく見えたり、老けて見えたりしてしまいます。
なぜなら、ファッションには流行があり、ある程度その流れに合った選択をしないと、「時代遅れ」に見えてしまうからです。
例えば、80年代に流行した分厚い肩パットが入ったダブルのスーツを着ている人が今いたら、どうでしょうか?これは極端な例ですが、ファッションはその時代の流行を取り入れることがかなり重要なのです。

しかし、頭では分かっていても、いざ洋服を選択する段階になると無難なチョイスをしてしまうのが、この世代の男性の悲しいサガ。
時には、スタイリストやショップの店員さんにフルコーディネートをお願いしてみましょう。印象が3倍も4倍も良くなる人もいらっしゃいます。

せっかくの新年度。
表情豊かに、笑顔で、流行を取り入れた質の高いセミオーダースーツを着て、新しい魅力を作り出してはいかがでしょうか。

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