カリスマシェフ栗本流イタリアン!!

バックナンバー

第3回
イタリアらしい言葉

さて、今年も暑い夏がやってきました。しかも今年は節電を心がけなくてはならないので、いつもよりついビールが進んでしまう方も多いのでは?

しかし、ビールを多量に摂取すると、新陳代謝が下がるので、体内が冷えてしまいます。すると、ただでさえ疲れやすい夏の体が、もっと疲れやすい体に。特に、日ごろの運動量が少ない方は、ビールの飲みすぎには要注意です。

とはいえ、こうも暑いとビールが恋しくなりますよね。

そんな時、疲労回復に効くのがビタミンB1。良質なタンパク質を豊富に含み、ビタミンB1がたっぷり含まれる食材といえば「豚肉」です。豚肉に含まれるビタミンB1は、牛肉のなんと約10倍!

そこで今回は、この疲労回復に効果がある豚肉を使ったレシピを一品、ご紹介しましょう。

豚ロースの塩焼き レモン添え

<作り方>
  1. 豚ロースは、塩・コショウを少々まぶし、10分ほどおきます。
  2. 魚焼きグリルで、豚肉・アスパラガスを焼きます。
    (魚焼きグリルで焼くと、豚肉の余分な脂が落ちてさっぱりした味わいになります)
  3. 付け合わせにキャベツとトマト、2で焼いたアスパラガス、レモンを添えます。

付け合わせは、彩りよく並べてくださいね。

ちなみに、アスパラガスにも疲労回復の効果が、キャベツには整腸作用が、そしてトマトに含まれるリコピンも夏バテに効果があります。

簡単で栄養価も満点の料理なので、ビールのお供にはもちろん、メインディッシュとしてもぜひどうぞ。

おいしくて、ingoiare il rospo間違いなし!ですよ。

(ingoiare il rospoは「ガツガツ平らげる」という意味ですが、直訳すると「ヒキガエルをムシャムシャ食べる」…。これもイタリアらしい言葉、かな?!)

コメント