江戸の名残を歩く

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第18回
深川を歩く・その1

新大橋
新大橋のたもとにある絵

いよいよ新大橋です。5代将軍徳川綱吉の時代にあたる元禄6年(1693年)に架橋された橋です。
江戸時代、隅田川には5つの橋が架けられており、両国橋の次に架橋された橋です。江戸のころは現在よりも少し下流にありました。

大橋から永代橋方面を望む

両国橋が大橋とも呼ばれていたため、新大橋と称されました。その下流の永代橋は、5年後の同11年(1698年)に架橋されます。江戸と深川を結ぶ2つの橋は、深川への交通を活性化させ、その発展に大きく寄与することになったのです。

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