江戸の名残を歩く

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第21回
三菱創業者・岩崎弥太郎ゆかりの庭園を歩く

松平定信墓の門
松平定信墓

霊巌寺は江東区白河に位置しますが、白河という町名の由来となった人物の墓所が境内にあります。白河藩主、松平定信の墓所です。
定信は8代将軍徳川吉宗の孫ですが、陸奥国白河藩主松平家に養子に入ります。その後、白河藩主として実績を挙げ、幕府の老中に抜てきされます。寛政改革を断行した人物として、歴史教科書にも必ずその名前があるでしょう。定信の墓所は、現在国指定の史跡に指定されています。

深川江戸資料館入口

霊巌寺を出て、資料館通りに戻ります。その先に、テレビなどでも取り上げられる深川江戸資料館が建っています。

深川江戸資料館近くにある深川めし

館内には時代劇のセットのように、深川の佐賀町の町並みを再現した展示があります。佐賀町は、隅田川に架かる永代橋の近くにあった町です。幕末のころの町並みではありますが、しばしの間、江戸情緒の世界にタイムスリップしてみるのはいかがでしょうか。

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