江戸の名残を歩く

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第10回
向島を歩く・その1

長命寺入口

最後に、弘福寺のすぐ隣りにある長命寺にお参りしていきましょう。隅田川七福神の一つ弁才天が祀られています。
3代将軍家光がこの辺りに鷹狩りにやって来た時、急な腹痛に襲われました。ところが、長命寺内の井戸で汲んだ水と一緒に薬を飲んだところ、腹痛は治まってしまいました。そこで、家光は以後長命寺と称するように命じたといいます。

長命水

寺号の由来となった井戸は長い間枯れていましたが、最近水道水を引き込んで往時の姿を復活させたそうです。

長命寺の桜餅を売るお店

長命寺というと、桜餅が連想される寺院として取り上げられることも多いのではないでしょうか。長命寺の辺りはまさに隅田川縁ですが、植樹された桜の葉で包んだ餅が「長命寺桜餅」として江戸っ子の人気を呼ぶことになりました。
現在でも長命寺の近くで、「長命寺桜餅」が売られています。

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