人はなぜ『道』を探すのか?庭道への道

バックナンバー

第8回
今こそ樹木に学ぼう

僕ら人間界も同じく、「あの人が、この人がどうだったから」「あいつが、こいつがどうだったから」ではなく、「自分自身がどうあるべきか!!」であるがよ!!また、「時代がどうだから景気がどうだから」ということでもなくて、「今、僕ら、この国はどうするべきか」であるがよ。まぁ~あんまりこんなことブツブツいうと、オヤジ臭いけんど、でも本当そうなんよな。時代や景気に左右されたら、いかんがよ!!愛する国に対しても本気で考えんといかん!!国に左右されてもいかんがよ!!
今からの時代、僕らが必要とするものは生きる為のストーリーを描くことにあります。自然には逆らおうとしてもいかんけんど、「自分自身」はちゃんと持っとらんといかんね。迷うたら自然や緑や樹木に心を託し、聞いてみるのもよし。
時代は大きく変わることじゃろう、良いことでもあれば悪いことでもある。でも、方向を見失うことなく、樹木のように今の居場所を全うするそんな生き方も素晴らしい生き方じゃろう。

晩秋の中、二十四節気の立冬(りっとう)~小雪(しょうせつ)、大雪(だいせつ)へと季節が移りゆきます。立冬から冬の始まりとされ、日脚が短くなります。風物が寒々と感じられるようになり、少し歩むともう師走です。

僕らは、樹木、自然、緑から、季節、色、香りを学び、食べ物までも教えてもらい、さらに「こらえる」という「忍耐」までも学ばせてもらっています。やっぱり樹木は僕ら人間にとっては必要で大切なものであるがね。樹木から何かを感じ、何かを覚えて下さい。もしかしたら、たくましい大樹に近付けるかもしれない!!そう、今でも思い続けています・・・。

<本日の造景食>
京都大原の京うどん

えび天うどん
地鶏のたまごかけ飯

コメント