今さら聞けないワインの話

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第15回
バーで格好良くグラスをかたむけましょう!

みなさんは、バーでどのようなものを頼みますか?
私は、1杯目にシャンパンを頼むことが多いのですが、シャンパンやワインを使ったカクテルを頼むこともあります。シャンパンのカクテルやワインのカクテルは、ハードリカーを使ったカクテルよりも軽く、アペリティフには最適です!普段ワインを飲みなれている方は、ひと味違ったワインをたしなんでみてはいかがでしょうか。

また、ワインをあまり召し上がらない方やお酒を飲めない方にとって、ワイングラスを持つこと自体あまりないことですよね?
私の母はお酒を飲めないのですが、お祝いのときなどの際、ジンジャエールなどをワイングラスに入れてあげると「お酒を飲んでいるみたいで嬉しい」と言います。普段ワイングラスになじみがない方も、ワイングラスを手にすると、そのような気分になるのではないでしょうか。
ワイングラスやシャンパングラスは脚が長く、格好の良いものです。ワインが苦手な方やワインになじみのない方にも、バーで格好良く注文できるカクテルをご紹介しましょう。 これを機に、ワインをおいしく飲んでいただけたら嬉しいです。

シャンパンを使ったカクテル

●ミモザ(シャンパン+オレンジジュース)

シャンパンとオレンジジュースを半分ずつ合わせたカクテルで、食前酒として代表的なものです。カクテルの色彩が「ミモザ」のお花に似ていることから名付けられました。
フランスでも古くから上流階級の方々に愛されてきたシャンパンカクテルの一つです。

●キール・ロワイヤル(シャンパン+クレーム・ド・カシス)

シャンパンとカシスのリキュールで作られるもので、少し甘口のカクテルです。甘いので飲みやすいのですが、他に比べるとリキュールが入るのでアルコールが高めです。
リキュールがフランボワーズになると、名前が「キール・インペリアル」に変わります。こちらの方が甘さが控えめです。

●ベリーニ(スプマンテ+ピーチネクター+グレナデンシロップ)

イタリアで生まれたカクテルですので、イタリアのスパークリングワインを使用します。
1948年にヴェネチアで開かれた画家ベリーニの展覧会で出されたことから名前がついたそうです。

●ブラックベルベット(シャンパン+黒ビール)

19世紀末よりヨーロッパで飲まれてきた黒ビールを使ったカクテルです。
飲んだときののどごしが、ベルベットのようになめらかだということから名前がついたカクテルです。

名前はないのですが、個人的には「シャンパン+イチゴ」が大好きです。
映画「プリティ・ウーマン」のワンシーンでもそのような飲み方をしていましたが、イチゴをそのまま数個入れるだけのシャンパンも好きですし、イチゴをシャーベット状にしたものにシャンパンを加えるのも好きです!
フレッシュフルーツのカクテルは時季もありますので、お店の方にその時季のおすすめの果物を伺い、シャンパンにプラスするのが良いでしょうね!

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